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「協同労働革命」ともいえるもの!

永戸祐三のページ」へようこそ。
「読者の声」のページ!

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2025年08月03日
永戸祐三さん急逝 2025年7月16日 協同労働、本当の民主主義めざし続けて
日本労働者協同組合連合会相談役、労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団特別相談役で、日本社会連帯機構代表理事の永戸祐三さん(77歳)が、7月16日に急逝しました。(「日本労協新聞」2025年8月5日号、No.1388)
2025年07月17日
永戸祐三さん(労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 特別相談役、日本労働者協同組合連合会 相談役、 日本社会連帯機構 代表理事 、77歳)が逝去された。(2025年7月16日、逝去)
2025年05月30日(最新刊)
「協同労働がつくる新しい社会―自ら事業を起こし、働き、地域を動かす」
(永戸祐三著、旬報社、2025年6月、四六判上製。定価2200円(税込み))
2025年08月03日
「読者の声のページ」「協同労働がつくる新しい社会」ー永戸祐三の格闘ーを読んで
「根本的な「革命性」孕んで」(西谷修東京外語大学名誉教授、日本社会連帯機構副理事長)
「めざした本当の民主主義」(汐見稔幸東京大学名誉教授、白梅学園大学名誉学長)
奥克彦衆議院法制局
比嘉政浩(一般社団法人 日本協同組合連携機構(JCA)代表理事専務)
本田由紀(東京大学大学院教育学研究科教授)
金子勝(慶應義塾大学名誉教授)
田中淳夫(NPO銀座ミツバチプロジェクト副理事長、農業生産法人㈱銀座ミツバチ 代表取締役)
「前途に希望を与える著書」」(岩垂弘 ジャーナリスト)
「地域から社会変えていく働き方」(関昭生 JTSU(日本輸送サービス労働組合連合会執行委員長)
2025年08月03日
「読者の声のページ」故人からの「贈ることば」…「協同労働がつくる新しい社会」ご一読ください。
恐ろしい人と普通にやりとり――比嘉政浩(一般社団法人 日本協同組合連
携機構(JCA)代表理事専務)
人たらしの永戸さんだからこそ――田中淳夫(NPO銀座ミツバチプロジェクト副理事長、農業生産法人㈱銀座ミツバチ 代表取締役)
混迷の時代に得がたい贈物――西谷修(東京外語大学名誉教授、日本連帯機構副理事長)
将来に希望見いだせない若者にも――関 昭生(JTSU(日本輸送サービス労働
組合連合会)執行委員長) 
めざしていた本当の民主主義――汐見稔幸(東京大学名誉教授、白梅学園大学
名誉学長)
打ち切られる中、新たに切り開く――金子勝(慶應義塾大学名誉教授)
経営者的魂もったアクティビスト――山本健慈(元和歌山大学長、元一般社団法
人国立大学協会専務理事)
人と人との関係性において成長、発達――小林裕子(元労協連総務部長) 
2025年07月25日
読者の声を順次公開していきます。太田政男(大東文化大学前学長、大東文化大学名誉教授)西谷 修さん(東京外語大学名誉教授、一般社団法人日本社会連帯機構副理事長) ――25年07月21日。
2025年07月20日
関 昭生さんのfacebookでの発信(日本輸送サービス労働組合連合会(JTSU)執行委員長)――:25年07月18日。
中川亨さんのfacebookでの発信――新潟市在住、25年06月23日、デジタルクリエイター:以前の勤務先: 新潟県労働金庫、新潟市在住、25年06月23日。
2025年07月07日
【対談のページへ】各界の著名な方々と「労働とは」と問い、「社会変革・社会連帯」、「協同」、「地域づくり」をめぐって、対談を行っています。労働者協同組合法第1条の真意を応答した「対談」――❖労働者協同組合法と労協運動の展望 
衆議院法制局 奥 克彦さん 
労協連名誉理事 永戸祐三さん(「日本労協新聞」2022年4月23日号より)――❖ノーベル経済学賞の受賞者との対談
◇アマルティア・セン教授との会見写真集
アマーティア・セン教授インタビュー
(99年10月17日、ケンブリッジ大学・トリニティー・カレッジ学長室)
◇セン教授への事前質問文書――お聞きしたいこと、およびインタビューに関連するお願い(1999年10月12日)
2025年06月20日
映画・テレビで企画・発案などプロデューサー的な仕事をしています。――「医師 中村哲の仕事・働くということ」(2021年)、ドキュメンタリー「Workers」2012年)、「Workers-被災地に起つ」(2018年)、元気老人アワ――TV東京で放映(1999年4月)、映画『病院で死ぬということ』(1993年)
2024年06月05日
ワーカーズコープ・センター事業団第40回総代会での永戸祐三名誉相談役の挨拶(2025年6月15日)
2024年06月05日
「一般社団法人日本社会連帯機構」――開会挨拶:日本社会連帯機構 永戸祐三代表理事、閉会挨拶:西谷修副理事長(25年5月22日)
2024年06月05日
『共につくりあげてきた 協同労働の世界』――よい仕事・全組合員経営を掲げて
   労働者協同組合法時代を切り拓いた
ワーカーズコープ・センター事業団の35年:各論編(2024年3月25日) A4判 240p
2023年08月18日
PDF復刻版を「日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会」の了承をいただき、UP。 ◆みんなで歩んだよい仕事・協同労働への道、そしてその先へ ワーカーズコープ三五年の軌跡――日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会、2023年6月15日 A4判 286p
2024年07月26日
WEB版:労働者協同組合への招待(1992年版)――特別インタビュー「多様な価値観で生きられる社会を」 NHKアナウンサー・古屋和雄(聞き手・永戸祐三)/『朝日新聞』インタビュー 人類の五つの危機克服を 中西五洲(聞き手・岩垂弘)(1992年1月25日) A4判 36
2021年02月09日
協同組合労働の現実と展望、芝田進午――『協同組合で働くこと』(労働旬報社、1987年5月30日)、現代社会を考えるシリーズ:10、芝田進午編 西村一郎・永戸祐三・富沢賢治他。





2025.08.03





(上をクリックしてPDFでお読みください)








2025.08.03
 



「協同労働がつくる新しい社会」ー
 永戸祐三の格闘ーを読んで



 永戸祐三さんは亡くなる前に一冊の書を著しました。『協同労働がつくる新しい社会』(旬報社)です。「永戸祐三の一代略記だが、それ以上に、協同労働の形成史」(西谷氏)、「社会を変えようと血のにじむような努力をしてきた人間の人生史であり、彼が関わった社会史」(汐見氏)、「読む者に希望を与える著書」(岩垂氏)。推薦の言葉から。他にも多くの方々から声を寄せていただいています。





2025.08.03

(上をクリックしてPDFでお読みください)

(「日本労協新聞」2025年8月5日号、No.1388)より。







2025.08.03
 



 ❖故人からの「贈ることば」…
 『協同労働がつくる新しい社会』をご一読ください。

   

 皆様へ
 お忙しいところ、永戸祐三の葬儀にご参列いただき、誠にありがとうございます。永戸は亡くなる前に一冊の書を残してくれました。『協同労働がつくる新しい社会』(旬報社)です。
 出版社の推薦文依頼に、たくさんの方々が心のこもった文章をお寄せくださり、永戸も感動しておりました。ご紹介したく、お届けさせていただきます。
 この本の最後の章は、百代が「永戸祐三最後のアジテーションとして、とくに若者がワクワクするように書くべし」と叱咤し、書き直された本でもあります。(その通りにはなりませんでしたが、永戸は「この程度でちょうどいい」と話しておりました)
 とくに永戸の子ども時代の生き方に、どなたからも強い共感が寄せられておりますが、西谷修先生は「永戸祐三の一代略記であるが、それ以上に、協同労働の形成史である」、汐見稔幸先生は「社会を変えようと血のにじむような努力をしてきた人間の人生史であり、彼が見て関わった社会史だ」と評してくださいました。
 故人の「贈ることば」である本書をご一読いただき、「死んでいる場合ではない」この時代を共に歩む一助にしていただければと願っております。どうぞ、よろしくお願いいたします。
 なお、永戸が出演した佐高信さんのユーチューブ「佐高信の隠し味」が8月1日に公開予定です。6月13日収録されたものですが、佐高さんとのやりとりで、永
戸らしい最後の姿を見せてくれるのではないかと楽しみにしております。ご案内させていただきます。
  2025年7月19日、20日 永戸百代、亮

    




(上をクリックしてPDFでお読みください)

▼7月19日(土)のお通夜(越谷斎場、越谷市内)で
引き出物と「同封」された「読者の声」より。












2025.07.17

  悲しい、寂しい、残念・無念・・・
 あるメーリングで発信されている通り、わが時代のリーダーの一人だった永戸祐三さん(労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 特別相談役 日本労働者協同組合連合会 相談役、 日本社会連帯機構 代表理事 、77歳)が逝去された。
 昨日、自宅にお別れしてきたが、まだまだ生きて「自立的で、主体的な社会的連帯運動と協同労働」を着実に広げる先陣を切り開いてほしかった。
 6月11日に出版された「協同労働がつくる新しい社会―自ら事業を起こし、働き、地域を動かす」(永戸祐三著、旬報社、2025年6月、四六判上製。定価2200円(税込み))の「あとがき」を書くために「生還」し、本書を完成してお亡くなりになったようで、無念です。
ぜひ、彼の社会変革の精神、社会運動への連帯、協同労働の推進を、この出版物から学び、次の世代へのメッセージとしてほしい。
 私も、「永戸祐三のページ」を編集して、最初のページを生前に見てもらっていたので、これは良かった。
 
 尚、マイクロソフトの「msn」などの検索ページで、「永戸祐三」を入れて、その他の活動・実践ページを見てください。





旬報社
@junposha
6月6日
昨日、永戸祐三(著)『協同労働がつくる新しい社会』販促会議で日本労働者協同組合連合会事務所にお邪魔しました!
労協法第1条の書が圧巻……すごい大作でした。
本書「あとがき」によると労協センター事業団の須賀さんという方が書いたものだそうです。


 ◇全政党の共同提案で、2020年末の国会で「労働者協同組合法」が成立した。

▽労働者協同組合法
第一条 この法律は、各人が生活との調和を保ちつつその意欲及び能力に応じて就労する機会が必ずしも十分に確保されていない現状等を踏まえ、組合員が出資し、それぞれの意見を反映して組合の事業が行われ、及び組合員自らが事業に従事することを基本原理とする組織に関し、設立、管理その他必要な事項を定めること等により、多様な就労の機会を創出することを促進するとともに、当該組織を通じて地域における多様な需要に応じた事業が行われることを促進し、もって持続可能で活力ある地域社会の実現に資することを目的とする。

◇厚生労働省のサイト案内 労働者協同組合法








2025.07.25
▽太田政男さんの
「ブログ」での発信(大東文化大学前学長、大東文化大学名誉教授):25年07月21日

 永戸さんはぼくよりひとつ下だと思う。学生運動で活躍した後、全日自労で組合運動に参加。60年代、日本の高度経済成長と、そのための産業構造転換(炭坑閉鎖など)によって発生した失業の対策事業に携わる労働者を組織した。その後、労働者協同組合、ワーカーズコープの運動の中心にいて理論家としても活躍した。数年前の労働者協同組合法の法制化は永戸さん抜きには考えられない。運動の第一線から身を引いた後は、社会連帯機構に移り、沖縄問題などに執念を燃やした。

 一貫して社会の底辺に生きる人、虐げられた人々の問題に関心を持ち続けた。
 もともと協同組運動は、ロバート・オーウェンをはじめ、社会主義の正統からは異端と見られることも多く、社会主義以上にユートピア的なところもある。永戸さんは、虐げられた人々の視線から、現実の必要を直視し、実践でも理論でも果敢に挑戦し続けた。理論の活性ということにいつも刺激を受けた。

 演説が抜群にうまかった。学生運動の経験のせいもあったのだろうが、むしろ理論の活性から来るのだろうと思っていた。

 2ケ月ほど前か、社会連帯機構が主宰する沖縄問題の集会があり参加した時に会った。
 退院したばかりだった。席が隣だったので、肺炎になって死にかかったと話していた。薬がないので、ステロイド治療で荒れた指先も痛々しかった。開会のあいさつの壇上から降りるとき、足元がおぼつかなくて、思わず手を貸した。
 身近にいたIさんの話では、その集会について書いたぼくのブログ記事を喜んでくれていたという。

 その後、出版されたばかりの著書『協働労働がつくる新しい社会』が送られてきた。
 理論の活性は、理論や研究からだけ来るものではなく、その人の人格や生き方から来ると思うぼくはそれを読むのを楽しみにしていたが、お礼の返事を出す前に亡くなられた。申し訳ない。

 本には、小さいとき引っ越していった奥丹後の村での幼少期のことが書かれている。閉鎖的な共同体社会では「よそ者」だったが、集落同士の喧嘩のときには「ガキ大将」として「怯えたほうが負ける!」と「必勝の信念を植え付け」たというくだりなどは、その後のリーダーとしての面目躍如である。

 早すぎる。無念である。
 一昨日、弔電を送った。
 合掌


1946年長野県生まれ。大東文化大学前学長、名誉教授。
JYC(全国若者フォーラム)理事。
著書『若者のなかの世界・世界のなかの若者』『高校教育改革に挑む 地球と歩む学校づくりと教育実践』(共)他。




2025.07.21
▽西谷 修さんの
facebookでの発信(東京外語大学名誉教授、一般社団法人日本社会連帯機構副理事長):25年07月18日

 戦後日本の大きな社会変動・再編の時代(1970-80年代)に、失業対策事業から「協同労働」の可能性を見いだし、仲間たちと共に日本でワーカーズ・コープ事業を切り開き広めながら、ついにその労働形態に法的ステイタスを与えるための法律「労働者協同組合法」を成立させた(2020年12月)。
 その運動の柔軟な組織化を並々ならぬ胆力で担ってきた永戸祐三氏が、半年余りの闘病の末逝った。
 社会運動はつねに「道半ば」だが、亡くなるちょうど一月前に、その遺言と言ってもいい『協同労働がつくる新しい社会』(自ら事業を起こし、働き、地域を動かす――永戸祐三の格闘)が旬報社から刊行された。
 本書の最後に「これから」として永戸の「夢」(課題)も肉声の語りのように書き残されている。この混迷の時代に見通しをつけるわれわれへの得がたい贈物である。深い敬愛をこめて、合掌。








2025.07.20
▽関 昭生さんの
facebookでの発信(日本輸送サービス労働組合連合会(JTSU)執行委員長):25年07月18日

 昨年の今日は社会連帯機構の理事会で山梨県に行っていました。
 「三つ峠グリーンセンター」に一泊し、皆さんと夜遅くまで語り合いました。
 昨日、社会連帯機構の永戸祐三代表理事の訃報に接しました。先日の理事会ではあんなに元気だったのに、本当に信じられません。
 「協同労働の挑戦 新たな社会の創造」という本を読んで感動し、3年前に永戸さんと直接お会いして、話をする機会をいただきました。
 学生運動と労働運動から労働者協同組合へと、常にこの社会の底辺から運動を創造してきた永戸さん。「労働組合には内向きになる傾向がある」という指摘をいただき、「そうだ、労働組合は地域とともに歩むことが大事だ」と気付かされました。
 先日出版された「協同労働がつくる新しい社会 自ら事業を起こし、働き、地域を動かす」を読むと、永戸さん自身もまた、組織が内向きになることに苦悩してきたのだと思います。
 労働運動を経験してきた永戸さんだからこそ、この協同労働という古くて新しい働き方について「雇われ根性」の克服と、労働者協同組合については「全組合員経営」ということを常に意識していらっしゃいました。
 国連が持続可能な社会のための開発目標として2030年のゴールを目指したSDGs。しかし差別や貧困や格差は依然として根強く、戦禍は拡大の危機にあります。気候危機は世界中に災害をもたらし、食糧危機が迫りつつあります。
 非正規雇用が4割と言われる日本では、「個人事業主」と称して「労働者」とさえ位置付けられないような働き方や、「スキマバイト」のようなギグワークがこの国の経済を支えています。
 「混沌」を通り越して今や破局が近づくようなこの社会のなかで、協同労働という働き方と協同組合は、市民が地域から社会を変えていくものだと思います。
 道半ばで亡くなられた永戸さんは悔しい思いをされていると思います。これから社会連帯の輪を大きく広げていくことが、永戸さんのご冥福につながることと思います。
永戸祐三さん、安らかにお眠りください。

▽関 昭生さんは三つ峠グリーンセンターにいます。
2024年7月18日 · 山梨県 南都留郡 ·
日本社会連帯機構の理事会で、山梨県西桂町に行ってきました。



宿泊した三つ峠グリーンセンターは、平日の昼間は健康ランドのような場所で、地域の方々がお風呂に入って、大広間でくつろぐようなところです。
夕食に出たサーモンは、なんと富士山の麓の綺麗な水で育った養殖サーモン。とても美味しくいただきました。
https://mitsutoge.roukyou.gr.jp/
沖縄のワーカーズコープの皆さんが手がけた「おからみそどこ ベジ漬けの素」を買ってきました。
https://jwcu.coop/news/article/2023122590624/...
島豆腐のおからを使った「みそどこ」。さっそくきゅうりを漬けてみました。小一時間で浅漬けができて、簡単でとても美味しい。おからみそなので、そのまま食べてもOK。
学びも多く、楽しい2日間でした 。








2025.06.28

▽中川亨さんの
facebookでの発信(デジタルクリエイター:以前の勤務先: 新潟県労働金庫、新潟市在住):25年06月23日

労働者協同組合を知っていますか?働く者が中心となる新しい法人形態です。これからの地域社会の中心となるかもしれません。


協同労働が作る新しい社会 自ら事業を起こし、働き、地域を動かす 永戸祐三著 旬報社 2025年6月発行
労働者協同組合の顔と言っても過言ではない永戸祐三さんの自伝です。これまでの経過や歴史、さらには心情までがこと細かに記されていて、そうだったのか!ということがたくさんありました。とても刺激的な本でした。
私のような人間が、簡単に感想を言ってはいけないような気がしています。
労働者協同組合とは、労働者が自ら出資し、そこで働くとともに、経営にも関与する新しい法人形態です。
それにしても、すごい人生ですね。一貫して働くものの立場にたち、労働とは何か?資本とは何か?について自らの身体を張って理解した内容が記されています。
序章に記された『皆さんの取り組みを見ていて、協同組合は資本主義の補完物としか見えないが、そんなことでいいのか。もし、そういうことだとしたら、私が代表やっている意味がない』内橋克人との言葉がきついですね。
全7章で構成されています。
第1章 少年時代
第2章 学生運動時代
第3章 全日自労・事業団時代
第4章 労働者協同組合時代
第5章 協同労働の協同組合時代
第6章 「協同労働の協同組合」法制化運動
第7章 これから
著者は、自由な少年時代、憲法にふれた中学時代、学費値上げ反対闘争の高校時代を経て、中央大学の夜間部に入学します。そこから始まる学生運動にのめり込みます。最後は、とうとう全学連の委員長までやってしまいます。
私自身はこれまで、全学連と全共闘の違いもよくわかっていませんでしたが、全学連は全員加盟制学生自治会の連合組織で「全日本学生自治会総連合」の略であるのに対し、全共闘は一部の戦闘的な学生たちの私的集団であり、暴力で大学を支配しようとして、学生運動を破壊し、権力に利用されてきたとのことです。なるほど。
そして、全日自労の書記を経て、労働者協同組合と出会います。
その鍵は、労働の現場で民主主義が機能しているかどうかです。それが最大の問題だと言います。だから主体的に良い仕事を追求するなかでこそ、民主主義が育つというのです。
さらに、良い仕事を追求し、社会や地域に貢献していると自信をもって言えるようになると、もっと社会に有用な仕事をしたいという気持ちが高まってくると言います。
そんな中で、協同労働は第一次産業に最も適した働き方ではないかと著者は言います。それは当たっている気がしますね。農業、漁業、林業ですね。
さらに福祉や子育て、生活困窮者支援事業にも進出します。しかし、『市民団体に全責任を負わせ、行政が責任から逃げる 「公共」とは何か』と問います。評価もされない、権限は与えない、委託料も増えない、かと言ってミスがあれば、支払いを遅らせたり、委託を打ち切られる。確かに、これでは真っ当な仕事はできませんね。
しかし、これをみんなが連帯することで打開しようとします。「日本社会連帯機構」です。
そして、センター事業団と付き合う中で、地域のことを考える労働組合も登場します。自治会が労協をつくることも提案します。
また、連合や全労連などが指摘する「協同労働は新たな低賃金労働者を生み出すことになるのではないか」との懸念に反論します。
「資本主義が行き詰まり、ワーキングプアは必然的に生まれて来る。不安定就労者と労働者協同組合の違いは、働くことについての自己決定権があるかどうか、さらには自分たちで未来を切り開こうとする働くものの連帯があるかどうかだ」と。
うーん、これはすごい。そしてついに、労働者協同組合法は2020年12月に国会で成立し、2022年10月から施行されています。すでに全国で140を超える団体が生まれています。
最後に著者は『これまで公共とは国家の直営、官がやるものと思われてきたが、本当の公共とは市民が作る、働く者が作るものだ。この法律を活かして、地域を公共の器にする、公共の砦にする、社会をそういうものとして作り上げることが私たちの中心的な課題になっていく』と。志が高いですね。
私自身もこの運動に少しだけ関わっています。いろんなことを学びました。働くとはどういうことか、地域を良くするにはどうしたらいいか、結論のない問いを考え続けたいと思います。




2025年6月15日
田嶋 康利さんが発信:2025年6月15日 facebookで発信)

◆ワーカーズコープ・センター事業団第40回総代会(2025年6月15日)での永戸祐三名誉相談役の挨拶。


ワーカーズコープ・センター事業団第40回総代会での永戸祐三名誉相談役の挨拶。メモ。
労協法がなかった時代に、私たちは直轄事業団からセンター事業団へ進んだ。労働者協同組合が社会に認知されない困難な時代に仕事を獲得し、センター事業団はワーカーズコープとは何かを人びとに示してきた。
いま、労働者協同組合法ができ、ワーカーズコープは全市民、全地域のものになった。ワーカーズコープをやろうという人々が地域にたくさんできてくる。その人びとのネットワークの中心にセンター事業団がなれるかどうか。その社会的要請に応えきれるのかどうかが、問われている。
トランプが自由貿易の盟主としての立場を放棄、アメリカ帝国主義が自らの役割を終えようとしている。働くものや市民が社会の主人公になることを何も示し切れていない時代の中で、トランプやその支持者がいろいろやったとしてもうまくいかないだろう。
どの民族も、ども市民も、どう自らの手で社会をつくっていくのかが問われる時代だ。それには協同労働しかないだろうと思う。資本に従属した労働ではない労働としての協同労働を社会に築いていくことだ。
時代の大きな趨勢としての資本主義経済は、第一次産業から第二、第三次産業に向かうと教えられたが、大工業社会はいったい何をつくったのか。環境を破壊し、労働を破壊してきたのではないか。人びとが資本に従属した労働に就けない現実に対して、協同労働があるという世界をしっかりと位置付けることが必要だ。
社会は、社会主義、資本主義、自由主義であるかどうかは別として、働くものが社会の主人公として登場し、労働の自由を私たち自身が獲得していく時代にしていくことができるのか。
センター事業団はこれまで小さな存在だったし、今もそうだが、その歴史が果たしてきた役割は、労働者協同組合法をつくり、第一条にその目的を明瞭に書き込んでくれたことだ。私たちセンター事業団は、その法の目的を実行できる存在になれるかどうかだと思う。その勉強の一つの材料としてこの本を使ってほしい。

▽平井 勝
永戸祐三さんの大学夜間部時代の後輩という人が区職労青年部の役員をしていて、学習会で永戸さんを呼んだこともありました。中西五州さんの後だったと思います。この本は、いつか必ず読みたいです。










▽2025.6.17
❖「一般社団法人日本社会連帯機構」さんが発信:2025年6月5日 facebookで発信)

◆【報告 挨拶】開会挨拶:日本社会連帯機構 永戸祐三代表理事
閉会挨拶:西谷修副理事長(2025年5月22日)


太田政男先生から明快なコメントを頂いたのでご紹介させていただきます。
総合司会の扶蘓文重さん、台本も、打ち合わせもなく個人技で乗り越えてくれてありがとう(笑)
※写真はすべてワーカーズコープ組合員の西山正浩さんが撮ってくれました。
太田先生感想:永戸祐三さんの開会のあいさつと西谷修さんの閉会のあいさつは響き合って問題を提起していた。トランプの言動は世界を揺るがしているが、これは第一次大戦以来続いた100年のパックス・アメリカーナ、世界の憲兵、支配者たるアメリカの終わりであり、世界の構造変化、世界史の分岐点を意味するというのだ。
極端なナショナリズム、偏狭な人種観、独裁志向などトランプの特異な個性のせいだとばかり考えてはいけないということなのだろう。
#西谷修
#永戸祐三
#酒中日記





   △開会挨拶:日本社会連帯機構 永戸祐三代表理事


   △開会挨拶:閉会挨拶:西谷修副理事長


  総合司会の扶蘓文重さん





2023.08.18
 




▽2021.08.19
▽以下のPDF復刻(橙色部分をクリックして)は、「日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会」の了承をいただき、急遽、UPさせていただきます。是非お読みください。
 『みんなで歩んだよい仕事・協同労働への道、そしてその先へ ワーカーズコープ三五年の軌跡』(日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会、2023年6月15日 A4判 286p)


目 次

◆グラビア版 「写真と労協新聞で綴る ワーカーズコープ三五年の軌跡」

発刊にあたって
 日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会 理事長 永戸 祐三

発刊によせて――メッセージ
 国際協同組合同盟 (ICA)会長 モニク・ルルー
 産業労働者・熟練工業者・サービス生産者協同組合国際機構(CICOPA) 事務局長 ブルーノ・ローラン 
 国際労働機関(ILO)駐日事務所 代表 田口晶子 
 日本協同組合連絡協議会 (JJC) 委員長 奥野長衛 

第一章 ワーカーズコープの体験的歴史と思想 永戸祐三(編集・松沢常夫)
  
▽ページが乱れていましたので、訂正(2023.09.08)
 第一節 事業団時代
 第二節 労働者協同組合時代
 
第三節 協同労働の協同組合時代

第二章 運動の歴史――分野・課題別

 第一節 全国よい仕事研究交流集会の歴史 
 第二節 全国ケアワーカー集会と地域福祉事業所の発展
 第三節 全国協同集会の歴史と可能性
 第四節 「協同労働の協同組合」法制化運動の歴史
 第五節 国際活動の歴史
 第六節 「協同労働の協同組合」原則の確立と原則改定の歴史
 第七節 高齢者協同組合運動の歴史
 第八節 協同総合研究所の歴史
 第九節 日本社会連帯機構の歴史
 第一〇節 労働者協同組合の経営・財務からみた歴史

第三章 加盟組織(略)

◆第四章 私と事業団・労働者協同組合運動

 浦沢  栄「反骨精神で生きてきたが、いろいろな人にお世話になった」
 小津 房生「私の人生『波乱万丈』」 
 岡元かつ子「協同労働と仕事おこし」
 古谷 直道「私のワーカーズコープへの思い入れ」
 松沢 常夫「仲間の奮闘、誇りに突き動かされて-新聞三〇年」

第五章 資料料編(略)


◆編集後記 奥付

◇【編集後記】より

 労協連三五年史の編集発行を委託された編纂委員会は二〇一六年一月二〇日の第一回編纂委員会より編集作業を開始し、ここに発刊することができました。
 三五年史を編纂・発行した目的は、以下の通りです。
(一)ワーカーズコープの運動が果たして二一世紀の社会運動の推進・発展の原動力となり得るのか。
一九七〇年代の事業団運動から出発して、労働者協同組合、そして二一世紀に協同労働の協同組合へと変化・発展を遂げてきたワーカーズコープ運動の三五年余の歴史を時代の流れと共に総括すること。
(二)運動・事業に携わってきた関係者が元気なうちにこれまでの歴史を語り継いで、後世に残すこと。
(三)三五年余にわたる経営路線、運動・事業路線の転換とその時々の意義を整理し、次世代リーダーが今後の協同労働連動の発展への展望・課題を学ぶことのできる内容とすること。
 私たちは「働く人々や市民がみんなで出資し、民主的に経営し、責任を分かち合って人と地域に役立つ仕事を起こす『協同労働の協同組合』」として、よい仕事」を高め、働く者「一人ひとりの成長と発達」を追求するーこの「協同労働の協同組合」という考えに到達するまでに、前史的な取組みを含めて、三五年余の歴史を要しました。そして今日、私たちは、これまでの運動事業の歴史を踏まえ、協同労働運動の「全面的発展」へ向けて、さらに奮闘していく決意を新たにしました。
 協同労働の協同組合が法制化される時代に、この三五年史が、協同労働運動のさらなる発展と飛躍、そして研究などに役立つことを期待します。
 労協連の三五年以上にわたる運動・事業にご支援・ご協力いただきました各界の皆様に感謝いたします。

労協連三五年史編纂委員会
座 長 永戸祐三(労協連理事長)
副座長 松澤常夫(労協新聞編集長)
    田嶋康利(労協連事務局長)
委 員 青木 健
        (労協連副理事長、労協ながの理事長)
    奥  治(労協連理事)
    小林裕子(労協連理事)
    竹森 鋼(労協連常任理事)
    田中鉄郎(労協連副理事長、北海道労協常任理事)
    藤田 徹(労協連副理事長)
    村崎 忍(ワーカーズコープ山口理事)
    山田英夫(労協連監事)
事務局 中野 理(労協連国際部主任)
    友岡有希(労協連国際部)

執筆者一覧

第一章 永戸祐三(労協連理事長)
  編集 松澤常夫(労協新聞編集長)
    (初出‥日本労協新聞第二〇一六年一○月一五日号~二〇一七年六月一五日号)
第二章
 第一節 藤田 徹(労協連副理事長)
 第二節 田中羊子(労協連専務理事)
 第三節 古村伸宏(労協連専務理事)
 第四節 島村 博(労協連副理事長)
 第五節 中野 理(労協連国際部主任)
 第六節 田嶋康利(労協連事務局長)
 第七節 坂林哲雄(労協連副理事長)
 第八節 相良孝雄(協同総合研究所事務局長)
 第九節 藤田 徹(労協連副理事長)
 第一○節田原一正(労協連常任理事)、山田英夫(労協連監事)、小林勲(センター事業団常務理事)
       (肩書きは三五年史発刊時)









2024.06.05
 













 
▽2021.02.09
 

 2021.05.06
 「協同組合運動と労働運動」 芝田進午
 (日本生協連・生協総合研究所、『生活協同組合研究』、No.100:1984年4月)

「あとがき 本稿を草するにあたり、文献・資料等の便宜をあたえられた青竹豊(日生協)、西村一郎(大学生協)、永戸祐三(中高年事業団)の諸氏に感謝する、」と記述している。
またこの論文の(注2)でくわしくは松沢常夫「全日自労の『民主的改革』闘争の意義」(『マルクス主義研究年報』1980年版、合同出版、所収)参照」と記している。



◇「協同組合労働」の理論と展望(『協同組合で働くこと』、1987年5月30日、労働旬報社刊)
芝田進午[しばた しんご、1930年3月26日 - 2001年3月14日、広島大学教授・当時、哲学者]
   (目次全文)

 
 序章 いま、協同組合労働を考える 芝田進午
 ――協同組合と協同組合労働の現実から出発して
 Ⅰ 協同組合運動の発展
  1 生協を中心.とする協同組合運動の大きな発展
  2 八○万人を越える協同組合労働者
 Ⅱ 協同組合運動への新しい動向
  
第一章 生協で働くこと、生きること 西村一郎
 I 生活協同組合労働の現実と展望
 Ⅱ 生協労働者の形成
 Ⅲ 生協労働の状態はどうなっているか
 Ⅳ これからの生協労働の課題、と展望
   
第二章 農協で働くこと、生きること 鈴木文熹
      ――農業協同組合労働の現実と展望
 はじめに 対象の限定
 Ⅰ 総合農協の歴史とその事業
 Ⅱ 農協労働者の一日を垣間みる
 Ⅲ 農協労働者の組織状況と労働の状態
 Ⅳ 農協における労働の性格と民主主義
 V 農協の協同組合への再生・創造への芽
 むすびにかえて

第三章 事業団で働くこと、生きること 永戸祐三
    ――日本における労働者協同組合づくり
 I 事業団運動をとりまく周辺
  1 雇用・失業問題の深刻化
  2 失業対策事業廃止の意味
  3 深まる政治・経済危機と事業団運動
  4 事業団=労働者協同組合の出発
 Ⅱ 事業団運動の歴史
  1 事業団運動の前史
  2 事業団運動の創成期
  3 労働者協同組合運動へ
    ――中高年事業団の発展
  4 新しい労働者の参加の時期
 Ⅲ 事業団=労働者協同組合運動の現状
  1 全国的な到達点と今日的特徴
  2 事業団運営の原則とは
  3 団員の特徴.
 Ⅳ これからの事業団の課題と展望
  1 労働者協同組合員としての主体の確立
  2 生協・労働組合諸組織との提携・協力
  3 町(街)づくり運動の本格的開始
  4 雇用・失業保障闘争の強力な展開と国際的経験に学ぶ
 
 第四章 文化協同組合づくりへの道 是永幹夫
  はじめに――雇用と生活の不安のなかで
 I 新しい生活・文化運動の模索
  1 協同組合形態の可能性
  2 イタリアの「文化協同」の経験
  3 「文化協同組合」研究会の発足
  4 暮らしと文化と地域づくりl新しい合流点にむけて
 Ⅱ 「文化協同組合」への模索
  1 現実的とりくみの進展
  2 芸術生産共同体・わらび座の実践
   おわりに ――展望の共有にむけて

 第五章 世界における労働者協同組合運動の新しい波 富沢賢治
  
 Ⅰ 21世紀を展望する協同組合運動
 Ⅱ 労働者協同組合運動の評価
 Ⅲ 労働者協同組合運動の現状

 第六章 「協同組合労働」の理論と展望 芝田進午
 I 「協同組合労働」の社会的性格
  1 「協同組合労働」の本質
   協同的労働としての「協同組合労働」
   「共同体的労働」としての「協同組合労働」
   自由で平等な労働者の「連合」における労働としての「協同組合労働」
  2 「協同組合労働」と資本主義の矛盾
   経済的民主主義のための労働としての「協同組合労働」
   「労働の転換」をめざす労働としての「協同組合労働」
   賃労働を止揚する労働としての「協同組合労働」
   社会的な教育労働・文化労働・組織的労働としての「協同組合労働」
 Ⅱ 「協同組合労働」と現代民主主義;
  1 労働の民主主義、経済民主主義の一環として
  2 協同組合運動における組織の原則とは
  3 管理・経営・実務能力の形成
  4 「協同組合労働運動」の重要な役割
  5 労働組合運動と「協同組合労働運動」の交流・連帯
  6 反独占民主主義
  7 民主主義の徹底的な実現をめざして

    あとがき

 序章においてものべたように、本書の目的は、「協同組合」論ではなく、㈠それを前提にしつつも、協同組合で働き、その労働をになう人びと、すなわち「協同組合労働者」とその労働、すなわち「協同組合労働」の現状と意義を解明すること、㈡そのことをつうじて、協同組合運動、協同組合労働運動、さらにわが国の民主主義運動全般、とくに経済的民主主義の運動と労働運動ならびに地域の住民運動の発展に、いささかなりとも寄与することにある。
 これらの目的がどれほど実現されたかについては、読者各位の御批判をあおぐほかはないが、このような視点からの包括的な研究書は、わが国では、おそらくはじめての試みではないかと思われるので、それだけに多くの欠陥をまぬかれていないであろう。本書が、とくに協同組合運動の関係者ならびに協同組合に就職しようとされる方がたの御検討の対象になり、その運動の発展にささやかながら寄与できるとするならば、また御批判によって、よりよい研究が出現する機縁になりうるならば、著者たちにとっての望外の喜びである。
 わたくしが、本書の主題について、問題を提起したのは、二六年前のことであり、また著者の一人である西村一郎と共同研究をはじめたのは、七年前のことであった。その後、他の著者も共同研究に参加してくださり、ここにようやく、その成果を公にできるはこびとなった。この機会をかりて、共同研究に参加された方がたへの謝意を表明することを許していただきたい。
   一九八七年四月   芝田進午
    











contents

永戸祐三のページ

 
  Yuuzou Nagato
 
▽埼玉県越谷市在住


[略歴] 永戸祐三(ながと ゆうぞう)
1947年8月23日 京都府竹野郡下宇川村袖志(現在、京丹後市丹後町袖志)で生まれる。
1954年4月 下宇川小学校入学。
1960年4月 丹後町立下宇川中学入学、憲法の全文を覚える。勧誘された野球部を断念、音楽部入部、「海の日」に三人で“ストライキ”、二年で生徒会長。
1963年4月 京都府峰山高校入学、下宿生活(休日は農作業)。二年時、「生徒諸費」値上げ、一括払い強制に反対し、生徒総会、ストライキ一歩手前。
1966年 日動火災海上保険会長から養子の話。
1968年 中央大学夜間部法学部入学。自治委員、法学部全体中執、12月「常置委員会」撤廃闘争で全学ストライキ。
1972年 全学連(全日本学生自治会連合)中央執行委員、7月全学連副委員、73年3月全学連委員長代行、7月全学連委員長、11月日本共産党第12回大会で挨拶。74年7月全学連委員長退任。
1975年4月 稔理府労働組合連合会書記。
1977年1月 全日本自由労働組合本部書記。1981年10月全日本自由労働組合中央執行委員。
1982年3月 中高年雇用・福祉事業団全国協議会事務局長。
1987年12月 中高年雇用・福祉事業団(労働者協同組合)全国連合会センター事業団専務。
1995年5月 日本労働者協同組合連合会理事長(01年5月まで)。
2009年6月 日本労働者協同組合連合会理事長、同センター事業団理事長(兼務)。
2012年12月 日本社会連帯機構代表理事(現在に至る)。
2017年6月 日本労働者協同組合連合会理事長退任。名誉理事、労働者協同組合センター事業団特別相談役。


(未編集)





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  労働組合・ユニオンの動向
  それぞれの労働運動史・論 1
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全労協をになうひとたち
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編集人:飯島信吾
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UP 2025年05月30日 
更新 2025年06月05日
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